神戸・宝塚作戦① ~神戸移動編~(画像準備中)
2006年 07月 18日
ぽつりぽつりと雨が落ちている、7月16日の朝。
アレキサンドリアにとって半年ぶりの重要任務が、始まろうとしていた。
今日はHOG(=OPM?)のメンバーであり、現在は宝塚在住のG君の結婚式が、神戸にて執り行われる。
そのための神戸~宝塚遠征に、私とアレキサンドリアが参加することになっていた。
その1週間前には、前述のようなトラブルが出ていたが、修理工場のおかげで不安は一掃されていた。
と、言いたいところであったが…
えー、無事に帰還した今だから書いてしまうが、実は作戦の1、2日前に、10秒ほどライトが消える症状が再発していたのである(汗)。
しかし、原因はほぼ間違いなくバッテリー端子であるため、消えてしまったらコードをいじくるなり、最悪GSで端子を締めてもらえば何とかなるだろうという、いかにもラテン的な考えで強行することに(怖っ!)。
ご存知の方もあろうが、この艦は基本的に2-3-2の7人乗りであるが、2、3列目はそれぞれ完全に独立しており、しかも自由に取り外せる。
そこで今回は、2列目の両サイドを取り払い、真ん中は予備として残すためにダブルフォールディング。そして3列目を前寄りにセットし、さらに最前までスライドさせた。
これにより、後席の二人は足元広々かつリクライニング可能となった。
これぞ、「リムジンモード」!
国産ミニバンにも劣らないフレキシブルな運用が可能なエスパスならではであろう。
(もっぱら操縦役の私には何のメリットもないが…)
集合場所にて全員が乗船したところで、神戸へ向けて出航!!
さすが3連休の中日とあって、名神は交通量が多かった。
それでも途中までそこそこ順調な流れだったが、竜王ICを頭に9kmほどの渋滞にハマった。
ペダルが重いMTゆえにタラタラ航行はこたえたが、それよりもっと悩まされたのが、エアコンの能力不足!
渋滞すれば当然水温は上がり、エンジンルームに熱がこもる。
そのためか、走行中はそこそこ効いていたエアコンが、明らかにダレてきてしまったのである。
運悪く晴れ間が出てきて、艦内はいよいよ暑くなる。
ハマった区間が標高のやや高い場所だっため、窓を開けてみたら、外のほうがまだマシであることを発見し、結局エアコンは止めてしまった。
うーむ… 前日に全ての窓に断熱スプレーを塗っておいたのだが、遺憾ながら効果なし!
これぞまさしく、「焼け石に水」!!
(というか、窓が大きいのも不利な要因だが)
やはり、高性能エアコンガス注入&ウィンドフィルム施工が必要のようだ。
ようやく渋滞を抜け、遅れを取り戻すべく快走。
吹田SAにて小休止のあと、阪神高速へ突入した。
が! 三宮出口まで、ほぼ全区間が渋滞!!
当然エアコンはぬるくなり、しかも今度はモロ市街地ゆえ、外も容赦なく暑い!!!
水温計の針が、水漏れトラブル収束以来、初めて真ん中を上回った。
それでもどうにか三宮出口までたどり着き、一般道へ降り立った。
予定外の渋滞のため、12時半を回ってしまっている。
BP氏の知り合いの方に三宮の案内を依頼しているそうだが、約束の12時から大きく遅れてしまった。
しかし、これまたなかなか先へ進めない。
心は焦り、体温は上がり、ついでにアレキサンドリアの水温までさらに上昇。
ある意味極限の状況の中、長い信号が早く青に変わることを祈るしかなかった。
(やっぱり続く)
by fch_titans
| 2006-07-18 00:00
| 作戦報告