たまにキレてないっす。
2006年 05月 23日
月曜に、早くも作業完了の連絡を受けた。
勤務終了後+強い南風(=逆風)ということもあり、今回はおとなしく電車で引き取りに向かう。
N鉄道N駅にジムを停め、
金山駅で降りてから、歩いて10分ほどで指定工場に到着。
支払いを済ませ、なぜかバイク話で盛り上がった後、アレキサンドリアのコックピットの乗り込む。暖気をしてくれていたようで、放置中かなり調子の悪かったエンジンはほぼ普通に回っていた。
オヤジマジェやサイコガンダムに慣れていたために、加速が遅いなぁなどと感じたが、やっぱりこれはこれでイイ。車両感覚も徐々に取り戻し、ご満悦である。
いやー、これで自転車回収のために雨の中歩いて行かなくても済むわ。
で、調達任務を命じられていたので、基地へは寄らずに直接ディスカウントストアへ。
ちょっとシフトの入りが渋く感じられることもあるけど、まあ順調か。
大量の物資を調達して積み込み、お次は先ほど駅に停めたジムの回収に向かう。
信号が赤なので、ブレーキを踏みつつシフトダウン…
…あれ??
は、入らない!!
またしても、シフトチェンジが利かない!!!
お、落ち着け、いろいろやってみるんだ。
ダブルクラッチ… ダメだ。
エンジンの回転を上げて… もダメか。
んじゃ、気合で… やっぱりダメ。
そうこうしながらもがいていると、どうにかシフトレバーが3速に入り、信号も青になったので、超半クラッチで発進に成功。
だが、またしても赤!
ここは夜になると、立て続けに赤に引っ掛かるよう、某国家権力に仕込まれている区間であった。
そのたびに、3速発進でピンチをしのぐ。
命からがら駅前に停止するも、再び発進できるのだろうか?
とりあえずジムを収納し、エンジンをかけ、シフトを試みる。
…あかん。
……あきまへん。
………わややがな。
…………ぁ入った!
JAFが頭をよぎったその時、幸運にも入ってくれた。
ただし、また3速だが…
で、駅前通の終わりに、またしても赤信号。
長すぎるので、クラッチを踏みっぱなしにはできずニュートラルに。
あーあ、もうヤケクソだ。どうせ入らないんだろ?
もうすぐ青に変わりそうなので、期待せずにシフトレバーを1速に…
すんなり入った。
「??????」
もうワケが分からない。
しかし、冷静に状況を分析してみた結果、どうもクラッチが完全に切れていないのでは? という仮説が浮上した。
しかもそれは、一定の法則には従わず、気まぐれに起こる。
クラッチが切れきれていない。
しかし、ペダルはちゃんと奥まで踏み込んでいる。
ペダルは奥まで…
ペダルの奥…
「あれ? これって…」
私は、フロアマットに着目した。
これを取っ払えば、ストロークが少しでも稼げるかも!?
いったん基地に戻った私は、おもむろにマットを取り払い、再び走行してみた。
すると、不調の確率が減り、スムーズに入る回数が増えたように感じた。
オイオイ、本当にマットが原因ってか!?
そして、その後の研究で、クラッチペダルをジワリと踏むのではなく、それこそ蹴り込むくらいに瞬時に踏めば、かなりイイ感じであることが判明した。
再三現れた例の症状からも、このキックダウン(?)で脱出に成功している。
と、なると…
結局、原因は何なんだろう?
やはりクラッチのどこかがイカレているのだろうか。
個人的な予想では、連結部のどこかが緩むか何かしていて、そのためにクラッチの分断不全が起こっているように思えてならないのだ。
ワイヤーは切れていなかったし、そもそも新品に交換した。
だから、ワイヤー以外のどこかが怪しい。
あるいは、しんパチさんがコメントでおっしゃっていた、自動調整機構とかいうものかも知れない。
いずれにせよ、このままではとても復活宣言はできないので、しばらく保留である。
あと何日か乗ってみて、大丈夫かどうか見極めなければ。
そして、安全を確信できないことには、今週末の「めいほう作戦」にも参加できないな。
あんな山奥で航行不能になったら、もうお手上げだから…
by fch_titans
| 2006-05-23 23:46
| アレキサンドリア(退役)