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この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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58年ぶりの猛攻









「な、何ですかこりゃ…」












積もった積もった。
23時ごろまではかなり降っていたが、その後就寝してからもだいぶ降ったんだろうなぁ。


58年ぶりの猛攻_b0066153_9511842.jpg
これは、ベランダからの眺め。
この角っこに積もる雪の高さが、個人的な降雪度のバロメーターなのだが、こんな積もり方は見たことがない。
例年の「よく降ったなー」というレベルの、3、4倍はある。


1階に下りてみると、鬼母が「歩いてでも会社に行け」と言う。
どうせ、自分は店を臨時休業にするくせに。
こういうのを業界用語で
「他人に厳しく、自分に優しい」と言うのだよ。


「さて、そうは言っても、どうやって行くかな…?」
朝食を食べ終わり、服を着替えながら思案をめぐらせる。


会社に私の車を停めるスペースはない。
バイクは言うべきにあらず、自転車も今日はムリ。
やっぱり、歩いていくしかないの!?
でも、このぶんだとトレッキングシューズは歯が立たない。長靴が必要だが、それは店にある。


「!」
私はひらめいた。
車で店に長靴を取りに行き、会社に行く途中にある町の勤労会館のPに車を停めて、そこから歩けばなんとか行けそうだ。
善は急げで、さっそく外に出てアレキサンドリアの雪を下ろ…










おろ!?!?















58年ぶりの猛攻_b0066153_9543862.jpg
コレ…出せるの?


雪が足首に入らぬよう、注意しながら歩み寄り、ほうきで雪を掻き分ける。
58年ぶりの猛攻_b0066153_955257.jpg
うわぁ…30cmは積もってそうだな。
そんでもって、この前方にどっかり居座る雪。
強引に発進すれば、突破できるのか?
その前に、窓だけでも雪を下ろさないと。
その前に、周囲の雪を除かないと、足を踏み入れられない。
…。
私は、途方に暮れた。


そんな姿を見かねた鬼母が一言、
「アンタ、もう今日は休みゃあ」


というわけで、今日は臨時欠勤であります。
部屋の大掃除でもやろっかな。
(でもこういう時って、却ってやる気が起きずにダラダラしてしまうんだよなぁ)
by fch_titans | 2005-12-19 09:55 | 四季の話題