この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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さらば、トーキョー。


この週末、夜戦を終えて非番になった私は本部基地に戻り、長野編の続きを書きつつ、犬と一緒に昼寝などしてのんびりしていた―
かったのだが、非情にも、とある命令が下った。


私には妹がおり、そいつはここ3年ほど仕事の都合で東京に住んでいたのだが、同じく仕事の関係上、本部基地へと戻ってくることとなった。
そのため、東京のアパートから撤退することになり、その物資の回収が今回の任務である。


のんびりしたかったのにな、と不満に思いつつ、「で、何時に出発するんだ?」と聞いたら、なんと5時。
えっ、今、22時なんだけど… じゃあすぐ寝ないと…


そして翌朝。
実は就任してもう1年になろうとしている、アレキサンドリアの後継艦「ドゴス・ギア」と、今回支援を要請したアルファード級戦艦の2隻で、東京へ向けて出航した。
まだ早い時間ということもあり、東名高速も、浜名湖SAも混雑は無かったが、朝食を摂るために立ち寄った海老名SAはかなりの人出だった。


およそ10時までに作戦ポイントに到達する必要があったが、東名を駆け抜けてもその先の首都高が渋滞するだろうな、そう思いながらSAの情報版を見ると…


「現在、事故や渋滞の情報はありません」


そんなはずは…!?
確かに、電光掲示板に黄色や赤の区間は確認できなかった。
んー、でもアレだぞ、首都高といえば、24時間必ずどこかしらが渋滞していることで有名だぞ。実際、過去に何度か走ったときも、渋滞に見舞われたものだ。


ところが、だ。
ホントにどこも渋滞していない。
止まってしまうことはおろか、スローダウンすら皆無だ。
なんじゃこりゃ!? ここまでスムーズだと、逆に気味が悪い?


しかし、それにはやはり理由があるのではなかろうか?

そう、原油高
あくまで推測ではあるが、こうまでも燃料が高騰してしまったために、車の使用を差し控える人が増えているのではないだろうか?
しかも今日は日曜。業務使用の車は少ないと思われ、それ故さらに交通量が少ないのかもしれない。
まあ、確かに東京は鉄道網がやたらと充実しているから、よほど大きなものを運ぶでもない限り、電車で済んでしまいそうなものだ。


何はともあれ、おかげでほぼ定刻どおりに作戦ポイントに到着できた。
あらかじめまとめておいたという物資を次々と艦内に積み込み、部屋にはほとんど何もなくなった。


実はここの部屋、私には全く縁がない、というわけでもない。
とある用件のため、師走の1ヶ月ほど、ここで同居(居候?)していたことがあったのである。
だから、付近まで来たとき、見覚えのある風景に懐かしさを覚えたりもしたものだ。


修学旅行で訪れて以来、東京の地に足を踏み入れたのは十ン年ぶりだった。
深夜の高速バスで毛布に包まりながらうたた寝し、まだ真っ暗な早朝5時過ぎに新宿に着いたときのことは、今でもよく覚えている。
巨大なビル群を見上げた私は、心の中で呟いたものだ。



「えらいところに来てしまったな」、と。



いちおう23区内とはいえ、S県との境まで歩いて30分足らずのこの街。
それでも人は多く、周囲はひたすら建造物ばかり。
だから、セミの羽音を聞き、アオスジアゲハまで見かけた今日は、「なんだ、東京にも意外と自然があるんだ」と感心したりもしたが、公園や河川敷を除けば、やはり緑は少ない。
「田んぼフェチ」を自称する私が、長く暮らせる場所ではない、ってわけだ。


物資の積載を完了した我が隊は、残務処理のため数日居残る妹に見送られ、再び尾張へ向けて出航した。
東京都そのものには、この先何度か訪れることもあろう。
だが、妹が去ることとなったこの地にやって来ることは、もう二度と無いかも知れない。


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結局、操縦を代わってもらえず、ヘロヘロになりながら尾張に帰還したのは、17時ごろだった。
そのときの率直な感想。




「ナゴヤは暑ぃ…」
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by fch_titans | 2008-07-28 20:48 | その他諸々

夏、なんとなく長野へ。



復活第2弾は、今年初となる中北信ツーリング(7月12・13日)の報告を行う。


えっ、過去1年間の出来事?
それはまた機を改めて。でないと、ツーリングの記事が秋とか冬になってしまうから…




作戦開始に際し、どうしてもエンジンオイルだけは交換する必要があったため、朝一番に赤男爵へ。
約1年ぶりのオイル交換を済ませたはいいが、時刻は既に11時半!
あまりに遅い出発のため、やむなく中津川までは高速を利用することに。


中津川ICで降り、「信州ツアーの定番ルート」R19を引き続き北東へ。
ところが、この時点でもう12時を軽く回っており、ぼちぼちエンプティーランプが灯り始めた(バイクではなく、自分が)。
まだ市街なのでマックとかもあるが、敢えて道の駅まで引っ張り、五平餅などを食べることにした。


道の駅には、そこそこの数のバイクが停まっていた。
まだ梅雨明け宣言は出ていなかったものの、天気はさながら夏本番。暑いという難点はあるけど、景色が光り輝くこの感じはやっぱり夏でないと味わえない。そりゃ、走らない手はあるまい。
とりあえず、五平餅を2串。それと炭酸飲料を一気に胃に流し込み、燃料の装填を完了。先を急ぐことにしよう。


ともすれば、単なる移動区間というイメージの強いR19。もう何回、何十回と通っているからかもしれないが、夏MDを聞きながら緑の中を駆け抜けるのは気持ちがよく、テンションも通常の3割増しだ。そんな状態で走っていたからだろうか、気が付けばもう「安曇野への勝手口」、県道304に到着である。


いつものルートで田園地帯に飛び込むはずが、どうやら道を間違えたらしく、軽く迷ってしまったが、こんな景色に出会えたことは、ケガの功名とでも言うべきか。


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やがて、これまた定番ルートのサラダ街道へ。車の流れはややのんびりながら、スムーズに走れる。いや、この美しい田園風景を愛でながら走るには、これくらいのペースが丁度いいのかも知れない。


コンビニにて小休止し、パックの紅茶を買って駐車場のブロックに腰を下ろし、地図を広げる。今回は、ルートの概要がほとんど未定のまま出てきたため、その場で考えなければならないのだ。
とりあえず、長野市街の北部にある高原あたりまでは行きたい。
通常なら2桁県道で長野市へアクセスするところだが、考えてみればR406を一度も走ったことが無い。全般に険しいワインディングのようだが、眺めのいい区間もあるらしいので、試しに走ってみるか。
と、決定した時点でもう16時。昼の長い夏場といえども、さすがに陽が傾いてきた。飲み干したパックを畳んで捨てて、進軍を開始した。


大町から白馬へのメインルートであるR148を避け、県道31&33号を快走。車の少ない森の中を、ハイペースで駆け抜ける。どことなく北海道の道に似ていて、妙な懐かしさを覚えた。
何度か寄ったことのある有名なそば屋を通過し、白馬市街が近づいてきたところで、ショートカットポイントを発見した。R406の景観ゾーンへ直接乗り入れられるようだ。


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この奥の山の中に飛び込んでゆくと…
うーん…


狭い!
コーナーきつい!
でも雄大な山々の眺めが…
ほとんど見えない!


だぁ… 私は何のためにここに?


―実地調査、だな。うむ。
自分の目で確かめないと、分からないこともある。


いささか落胆したところに、いろは堂と言う、これまた有名なおやきの店が。そうそう、ここも楽しみにしていたんだ。
さっそく店内に入る。注文を済ませ、いろりに腰掛けてそば茶を頂いていると、ほどなく皿に乗ったおやきが運ばれてきた。4個注文したのだが、なぜか一個サービスしてくださったので、計5個。これは食べ応えがありそうだ!
ここのおやきの特徴は、やはり皮だろうか。一般的なおやきの外皮は、そば粉は入っているのだろうが、まあ普通の饅頭のような感じと言えよう。だが、ここのは少し硬めでパリッとしていて、かなり独特である。
野沢菜、ねぎ味噌、野菜ミックス、かぼちゃ、そしてあんこと、5個を一気に平らげたが、さすがに食べ応えがあり、まだ17時過ぎではあるけれど、もうこれで夕飯は終了だな。


途中からお得意さんらしき客がやってきて、店のおかみさんと話し始めたので、残りのそば茶を飲み干して、軽く会釈して外へ出た。
道を渡ってサイコに戻り、出立の準備をしていると、そのお得意さんを見送りにおかみさんが出てきたようだ。そして見送りを終えたところで、私のほうにも声をかけてくださった。
「ごちそうさまでしたー!」私は大きな声で返し、頭を下げた。


引き続きR406を東へ進み、長野市街へ。ここで明日の朝食などを調達し、あとするべきは風呂と今夜の野営地探しだ。
いくつかの候補地を偵察しつつ、穴観音の湯なる温泉に立ち寄った。
ここの湯はコバルトブルーや乳緑色、乳白色に色が変化するというなかなか面白いものらしが、もうすっかり夜だったのであまり色は分からなかった。さらに展望もすばらしいようだったが、これまた夜で街の明かりが見える程度とは、なんとも…
この温泉を訪れるなら、昼に限る。間違いない。


結局あちこちを走り回ることになり、最終的に野営地を決定したのは22時。
久々にテントの組み立てたが、ポールのゴムがだらしなく伸びている! そりゃ、もう5年目だもんなぁ、どこかしらガタが来るよ。本体はまだまだいけるけど。
一部を切り取って長さを調整し、ぱぱっと組み立て荷物を投げ込み、自分も転がり込む。
暑くもなく寒くもない、丁度いい気温の中で眠りに堕ちようとしたら、あっちのほうで若者がラジコンを始めおった! ウィンウィンうるさくて眠れない!
結局、意識がなくなったのは日付が変わって0時半ごろだった。 (つづく)
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by fch_titans | 2008-07-24 16:47 | ツーリング

再出発



ひょっとすると、これは前代未聞の出来事なのだろうか。


実に1年以上も放ったらかしであった本ブログを、突然ではあるが本日より再開する。


休止していた(というより億劫になってサボっていた)この1年間、あまりに色々な出来事がありすぎた。ま、四半世紀も生きていれば色々あるもんだが、過去のそれとは比較にならないくらいの動乱ぶりである。


そのあたりのことは順次明らかにするとして―



実はこの7月より、某港湾都市にある海軍工廠に着任した。
それに伴い、人生のほとんどを過ごしてきた尾張の地を離れ、単身にて駐屯地に移り住んだのである。


私はこれまで一人で生活したことがない上に、料理もほとんどできないときている。だからいささかの不安はあったが、しかしこういった事態を想定して、必要な設備を調達したり、シミュレーションを重ねるなどの準備をしていたので、今のところどうにかなっている。


それよりも大変なのは、職場での勤務。とりわけ、これまた初の経験となる「深夜勤務」だ。
ずーっとそのままならばまだいいが、比較的短い周期で昼夜が逆転するので、生活のリズムが狂い、それが何かしらの弊害を引き起こさないか? この点がもっとも懸念されるところではある。
実際、上官からも「慣れない人は、昼間になかなか眠れなくて苦労するかもしれない」と言われたものだ。
しかし今のところ、朝に自室に戻り、酒をちびりと煽ることで一気に睡魔に襲われるため、上記のような問題は発生していない。(ちなみに酒は『養○酒』)。



あと…
あとは…
ダメだ、文章を書くのが久しぶり過ぎて、何をどう書けばいいのか、考えがうまくまとまらない。
今日はここまでとする。
これから余裕を見計らって、ぼちぼちと更新していこうと思うので、たまに覗いていただければ幸いである。


それでは、駐屯地から数km走ると目にすることができる光景をアップして、1年ぶりの更新を終了する。

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とある港をバックに。
機体はジム・セイバー改め『量産型ガンタンク』(苦笑)
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by fch_titans | 2008-07-16 23:27 | その他諸々