この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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<   2005年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ある暑い日のことだった。

携帯からアクセル・フォーリーのテーマ(@ビバリーヒルズ・コップ)が流れてきた。これは電話帳にない番号から着信があったときの着メロだ。誰だろう?
さっそく出てみると、O社の営業のOさんだった。
「あのー、キャラバンの引取りの件ですが、今から伺ってもよろしいでしょうか?」

えっ!? 今から?
ずいぶん急な話だが、廃車のために引き取ってもらうことはあらかじめ決まっていたし、いつでもいいと言っておいた手前、無碍に断るわけにもいかず、いいですよと答えてしまった。
「ありがとうございます。では、あと30分ほどで到着しますので、よろしくお願いします」
ええっ!?!? 30分後?? すんごい急な話だが、一度いいと言った以上、仕方がない。
私は急いで着替え、キャラバンの鍵を手に外へ飛び出した。

車内にはまだ多数の荷物があった。リアに積んであったペットボトルの飲料を5箱運び出し、次は最前列まで戻ってコンソールボックスを開けた。するとそこには、おびただしい数のカセットテープ! 元々はオヤジの車ゆえ、そのなごりで演歌が吹き込まれたテープが満載だった。
これは手に負えないと判断し、ダンボールを持ってきて手当たり次第に放り込んだ。

するとそこに、早くもOさんが到着した。
「あ…すいませーん、まだ片づけがもう少し残ってますんで…」
待ってもらっている間に全ての私物を取り出し、引渡しの準備は整った。

少し車の話をしたあと、Oさんは自分が乗ってきた車をきちんと停め直しに行った。
恥ずかしいと思った私は、その目を盗むようにキャラバンにそっと手を添えた。

94年、先代キャラバンの後を継ぐ形で、この車は我が家にやってきた。
全長4520mm、全幅1720mmと、数字だけ見ればそんなに大きいとも言えないこの車。
しかし、全高1950mmのキャブオーバータイプゆえに体積は非常に大きく、そして中に乗るとそのだだっ広さには誰もが圧倒された。こういう車にばかり乗って育った私には、当時セダンなどは非常に狭苦しく感じられたものだ。

やがて免許を取り、自分で運転するようになった。運転席が最も前にある独特のポジションは、慣れるまでにはずいぶん苦労させられた。だが、ドアミラーが馬鹿デカいこともあり、慣れればけっこう運転しやすかった。
エンジンは旧式のディーゼルターボ。2t近い車重ということもあり、加速の遅さには閉口した。が、高速ではその気になれば130km/h巡航も可能だった(エンジン音でかなり疲れるが…)

オヤジがマジェスタを買い、兄妹でルーテシアを買ってからは、特に誰のものとも言えない「家族の車」というポジションに付くことに。
とはいえ、ルーテシアをほとんど妹に占拠されていたので、事実上、私の車みたいになっていた。

店の手伝いでばかり乗らされて嫌だった記憶の半面、この車で親友らとあちこち遊びに行った記憶もたくさん残っている。
恒例の志摩合宿にも出かけたし、栃木のツインリンクもてぎにも行った。
時には5人乗車で荷物を満載し、時には定員いっぱいの8人でワイワイ走ったこともあった。運転席からは3列目の乗員の声がなかなか聞こえづらかった。とんでもない車だ。
男ばっかりで乗ったことが大半だったけど、その中に女の子が混ざることも何回かあった。
本当にいろいろあったなぁ。時には切ない思い出もあったっけ…

ともかく、これまでの私の車歴の中で、最も長い時間乗った車であることは間違いない。
あまりに慣れすぎて、今では「キャラバン・マイスター」を標榜するに至っている。


いつもオヤジが愚痴っていたが、前の代のキャラバンに比べると、けっこう手のかかる車だった。
あちこちガタが来るのも早かったし、大小さまざまなトラブルに見舞われた。九州からの帰りの高速で、オルタネーターが故障して岡山で一晩車中泊を強いられた、なんてことも。
今や売ろうにも値段が付かないほどボロボロになってしまったが、走ろうと思えばまだまだ走れる。だがその排気ガスは真っ黒で、見るからに環境によろしくない。規制でその役目を終えるのも、致仕方ないだろう。

とうとう、別れのときが来た。
数々の思い出を胸に、私は右手を通じて語りかけた。
「今まで本当にご苦労さま。そして、ありがとう――」

そしてキャラバンは、営業Oさんの運転によって、我が家を後にした。
建物の向こうに消えてゆくまで、私はじっと後姿を眺めていた。


現在、キャラバンが去った後の駐車場には、快速こだま号がちょこんと停まっている。
もともと小ぶりな車だが、前にそこにいた大きなハコの印象が残っているだけに、余計に小さく見えてしまうのである。
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by fch_titans | 2005-06-27 00:29 | クルマ・バイク

足りない!!

木曽川水系の水瓶が、なにげにピンチのようだ。

第1次節水に突入した、というニュースを数日前に聞いた気がするのだが、改めてここを調べてみると…

おお!
メインダムが、かなり心細いな。

もちろん、まだ「1次」だから大丈夫なんだろうけど、梅雨入りしてからもさほど雨は降らず、今後も連日雨どころか、連日晴れ間が出そうな予報なので、やや心配である。

渇水といえば…
ここ数日、FCH家は風呂ではなくシャワーだったため残り水を撒く機会がなく、そのせいで軒先の植物の一部が枯れかけてしまった。
いや、水道から汲んであげればよかったのに、つい怠ってしまったんだな。

すまん、植物よ。
反省して昨日からはコツコツ水を撒いているので、どうにか持ち直しておくれ。
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by fch_titans | 2005-06-15 00:11 | 四季の話題

戦利品。

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仲良く並んでいますが、激しいコーナリングを行うと、思い思いの方向へ転がって倒れています。

転倒対策も考えてみましたが、そもそも次の車には飾れないかも…!? ってことで、ほったらかしです。

ちなみに運転中にルームミラーで後ろを見ていると、信号待ちで後ろの車のドライバーから笑顔がこぼれることがあります。
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by fch_titans | 2005-06-11 15:47 | 図らずも万博関連
相も変わらず人でにぎわうグローバル・ループを、ひたすら南へ歩く。GC1から同3までは若干距離があるものの、乗り物を利用する気は毛頭ない。むしろ、グローバル・トラムをちぎってやる! くらいの気概で歩き続けた。
時刻は14時ちょっと、最も暑い時間帯だ。午前中多かった雲はいつしか消え去り、強い日差しが照りつけていた。

まめに水分を補給しながら歩き、GC3に到着。
って…なんじゃこりゃぁ!? 先程までとは打って変わって、あちこちに長蛇の列! 待ち時間20分なんてカワイイもの、ここでは1時間、2時間待ちが多発している。オイオイオイ、やっとれんなぁ…
仕方なく、待ち時間のないリビア館やモロッコ館などを回った。
GC3はヨーロッパの他に、地中海周辺の国も入っていた。だから砂漠の国などもあり、ちょっと意表を突かれた感じがして、それもまたいいものだった。

しかし、混んでいるパビリオンを並んで見る気にはなれず、GC3はいったん回避することに。
このあとは森の中を歩いて、少し遠回りをしつつGC4に行くつもりだったが、よく見るとGC5がほぼ隣接と言えるくらい近くにある。ここには食べたいものがあり、時間もちょうど良かったので、4を飛ばして5から攻めることに。

ゾーンの入り口付近にあるNEDOパビリオン(その時は90分待ち!)で順番を待つ人の列を尻目に、ずかずかと中へ。何か聞こえるなと思っていたら、やっぱりステージでは何かやっていた。「タンザニア」と書かれた横断幕をバックに、槍を持った黒人男性が太鼓のリズムにあわせてカラダ全体を揺らしてステップを刻む。デジカメに収めようとしたが、ちょっと運が悪かったらしく、もう終わりのほうだった。
仕方なくサ売店で「シシケバブ」(要するに串焼き)のラム(600円)を1本買い、垂れる油脂と熱さに手を焼きつつ食べる。アフリカのスパイスも個性があるなぁ。

そういえばショーの途中、物々しい警備の中を、スーツに身を固めた黒人さんご一行が横切っていった。そういえば今日は確か…えーと…ボリビアだったっけ? とにかくそのへんのナショナルデーだったな。その国の要人ご一行様だったようだ。(注;後日の調査で、タンザニア連合共和国デーと判明。ちなみにボリビアは…南米のド真ん中にある。全然違うやん!)

さあ、ショーが終わったところで、レストラン「AFRICA KOKO」へ! 何にしようか迷っていると、大勢の黒人さんが押しかけてきた。パビリオンの係員のようだ。みなさん、ライスにカレーをかけて、その上にチキンがドカッと乗っかった皿を次々と手に取り、去ってゆく。はて、そんなのメニューにないけど…これはもしや、賄い専用メニュー?

それはさておき、当初の予定どおり、ここの目玉の「おすすめメニュー」(1100円)を勇んで注文。ちょっと大きめの皿を受け取ると、かなりの重量感。チキンが効いてるかな?
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食べてみると…ウン、うまい! 特に牛肉のピリッとした味付けが秀逸。ライスもうまいぞ。ただ、少し辛いか? 辛さにけっこう敏感な私にはそう思えた。おかげで、場内で買ったアクエリアスが一気に底をついてしまった。
あと、量が多い(会場内の料理の中では)のと、チキンを食べるのに手間取り時間がかかったこともあり、食べ終わるころにはすっかり満腹に。これは、食べごたえを重視する人にはおすすめだ。これ一品で満足できそう。

腹も膨れたところで、GC5を回ってみる。とはいえここは規模が小さく、エジプト館とふたつの共同館しかない。で、その半分くらいは販売コーナーだったりする。が、そこでは太鼓の音がひっきりなしに響いており、また置いてあるものも見慣れぬものばかりなので、これも一種のパビリオンなのかも!?
それにしても、アフリカの人々の商売っ気のなさは特筆もの。一応、呼び込みをしている人もいるにはいるのだが、奥のほうでのんびりくつろいでいたり、下手をすると来場客といっしょに太鼓を叩いていたり(ほとんど遊んでいるようにも見えた)。いいなぁ、この雰囲気。
ちなみにこれが↓太鼓各種。立派な「商品」である。大きいものは価格的に売れにくいだろうが(そもそも手で持ち帰るのは無理が…あ、宅配サービスがあるか)。
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GC5を出る頃には、ちょっと日が傾いてきていた。それでは、後回しにしていたGC4に行くか。
(まだまだつづく)
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by fch_titans | 2005-06-11 15:36 | 図らずも万博関連

里親探し、中止。

当ブログにて、快速こだま号の新しい飼い主を募っておりましたが、これを取りやめたいと思います。
理由としては、まぁ納得のいく値段で引き取ってくれるお店が見つかったからです。

ただし、これにてこだまちゃんとは即サヨウナラ…かといえばそうでもなく、今回の計画のそもそもの根幹に狂いが生じてきたのであります。

さてどうなる、「M計画」?
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by fch_titans | 2005-06-09 23:33

バトル・ロワイヤル!!

皆様ご存知の通り、FCH家の輸送艦交代問題で、非常に混乱した情勢が続いている。

そんな中、ディーゼル規制により当基地において使用できなくなる日産・キャラバン(カバラン丸)について、売却先を探す作業を行った。

だが、「どこがいいかな~?」と考えるも、何も情報を知らないので分かるはずもない。
そこで、Goo-netを利用して、計9社にまとめて査定を依頼した。

しかし、何しろ間もなく11歳を迎える、走行距離10万kmのご老体である。値段なんて、雀の涙だろうなーと考えつつ1、2日待ってみると、各社からメールで返答が。
それを見た私は、驚愕した。

そのほとんどが、
お値段をつけることが非常に困難
という趣旨であったのだ。

いや…それはじゅうじゅう承知しているんですケド…
せめて5万とか、3万とかでもいいから、はっきり金額を明記して欲しかったのだが…

中には、
場合によっては引き取り手数料をいただくこともございます
なんて言う業者もあり(涙)

てか、9社に依頼を出したのに、返答があったのは4社って…残りはシカトですか!?


その数日後、こだま号(ルーテシア)の相場も分かるかも? との考えで、同様に依頼をしてみた。

まあ、フランス車ってのは、ラテン車の専門店ならともかく、一般の中古車販売店ではあまりいい評価は得られず、やたらめったと価格が低いことが多い(ま、買う場合には嬉しいことだが)。だから、今回は(今回も?)あまり期待せず、業者も6社くらいでやめておいた。

その翌日、仕事から帰ると留守電が入っていた。
確認してみると…買取業者だった。

その後も次々と電話が舞い込み、なんと3日連続・日替わりで各社が査定に来ることに。

しかし、なーんか温度差が激しいな。
キャラバンのときの回答はメールだけだったのに、ルーテシアになるといきなり電話だものな…
しかも、わざわざ家まで来てくれるらしいし。
やれやれ、現金なものよのう。

かくして、ルーテシアを巡る買取業者間の激しいバトルが始まる…
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by fch_titans | 2005-06-05 23:34 | クルマ・バイク

生か、死か。

ああ…疲れた。

新しい会社、他の社員は何とも思っていないのかもしれないが、素人新人の私にはいろんな意味でヤバイところである。ぬるい環境からだんだんシビアな環境に移ってきた私だが、もはや、人並みの暮らしは望めないかも?

いったんは失業して、過労など縁の無いダラダラ人生を送っていたが、妹が仕事の関係で都へ上ることになり、店を去った。これで棺桶に片足を突っ込んだ。

そして尾張浪士組に入隊し、週末のみならず平日にも休日は無くなった。これで棺桶に両足を突っ込んだ。

そして今回、新しい会社に入った私は、棺桶に横たわったようなものだ。ハッチを閉じれば、いつでも発進可能!

まー、月日が経って、仕事に慣れっこになればまた違ってくるかもしれないが、とりあえず現在は生命の危機を感じる。仮にこの先もこんな調子でいくと、ポックリ行くのは時間の問題!?

そういうこともあり、乗りたい車&バイクには絶対乗っておかなきゃ! との決意が固まってきている。
そしてその第一弾は、大きく前進しそうである。


ちなみに、もしも私が力尽きて倒れたならば…

棺桶もフランス製でお願いします。

ヴェルトーネ・デザインなんていいかも!?(←どんなやねん)
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by fch_titans | 2005-06-05 22:49 | その他諸々