この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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カテゴリ:量産型ガンタンク( 1 )

新参MSとの対峙




この週末は、まぁいろいろあったのだが、すべて書くと長くなりそうなので、まずはこれから。


我が軍への採用が決定したGIANT・リバイブだが、実は上層部(親)には秘密で調達したのだ。
アレキサンドリアの件で出費が立て込んでいる情勢の中で、このような無駄遣い(?)が発覚すれば、更なる非難は免れないからである。
そこで、ほとぼりが冷めるまでの間、友軍の基地にて預かっていただくこととなった。


本日は、その友軍基地を訪ね、現物の確認と動作テストを行ってきた。


友人の協力を得て、梱包を解く。
画像を取り忘れたが、その梱包された姿もまた、どこか異様なものであった。
プチプチシートを剥がし、ダンボールを切り裂いていくと、そのMSの全貌が明らかとなった。








b0066153_2318547.jpg
知ってる人は知っている、しかし知らない人がほとんどであろう隠れた名機(迷機?)、
GIANT REVIVE。

本日より、型番と名称を

RGM-79SV ジム セイバー

と定めた。



「はて、そんなモデルあったかな???」と疑問を持ち、調査を始めたガン○タ諸氏に告ぐ。
調べても無駄である。
なぜならば、このような型番は実存しないからである。
苦慮の末、今回はオリジナルの名称を与えることにしたのだ。


(注;08年より「量産型ガンタンク」に名称変更)


それはさておき、この機体の詳細はこちらをご覧いだだくとして、以下に私の印象を記す。


まず、搭乗ポジションの調整幅の広さは圧巻だ。
ハンドルの高さや角度は、一本の固定レバーを解除するだけで、自在に変化する。
自動車のステアリングの「チルト&テレスコピック機構」に似たギミックだ。
シートも前後、上下(厳密には斜め上下)にスライド、バックレストも上下の調整が可能。
ゆえに、たいがいの体型に対応してしまうのだが、反面、調整幅があまりに広すぎ、
自己にとってどこがベストポジションなのかがすぐには分からない恐れがある。
このあたりは、時間をかけて走り込むことで、試行錯誤を繰り返す必要があろう。


そして、これはHP等では気が付かなかったことだが、ハンドルを左右に切っていると、妙な感触を覚えた。
いっぱいに切ったあたりで、動きが渋るというか、なにか引っ掛かる感じがしたのである。
不具合か? とよくよく見てみると―



b0066153_2318256.jpg
このように、フレームとフォークが、ワイヤーのようなもので繋がっていた。
いや、ワイヤーというよりは、バネだ。
どうやら、ハンドルが曲がり過ぎないように抑制する目的のようだ。
バイクでいう、ステアリング・ダンパーのようなものである。
なるほど、MTBやクロスバイクの多くは、ハンドルバー(とタイヤ)が、あわよくば180°
回転してしまうが、これならばそういった事態は起こらない。
小径車であること、また用途から見て、そこまでハンドルを切る必要がないからなのか、
あるいは停車時の安定性向上を図ったのかは定かではないが、とりあえず気の利いた装備ではある。


その他、実は中古なので随所に傷や使用感があること、それからグリップの素材や形状がややチープに見えることなど、気になる点はいくつかあるが、跨ってハンドルを握ってしまえばそれほど気にはならない。まあ、グリップは改造の余地がありそうだが。


あいにく雨が降っていたので、とりあえず友軍基地内で少し試乗してみる。
特異なライディングポジションのためか初めはややふらつき、ジム クゥエルとは逆方向のグリップシフトに戸惑ったが、慣れるのにさほど時間は要しなかった。狭い場所でのUターンは、やはりやりにくかったが。


あと、この機体はリアタイヤ側にのみサスが装着されているが、これが予想をはるかに超える働きをしている。とにかくソフトで、快適なのだ。
確かこれには減衰調節機能が備わっているはずで、もっとハードにした場合はどうなるのか。また、市街にあふれる歩道などの段差を通過する際はどんな感じなのか、非常に興味があるが、そのあたりのテストはいずれまた。


そうやって基地内でトロトロ走っていたら、雨が小雨に変わってきたので、基地周辺をぐるりと一周してみることに。
公道に飛び出し、シフトアップしてスピードを乗せる。小径タイヤのためか、車重19kgの割に出足は軽い。3速でも楽に発進可能だ。反面、最高速は噂どおり厳しそうで、メーターがないのでよく分からないが、30km/hを維持するのは辛そうな気がした。


それはともかく、やはりこのポジション!
何とも言えず、独特で、けれども気持ちいい!!
スピードを上げて住宅地を駆け抜けていくうちに、私の頭の中では「BORN TO BE WILD」が自動的に再生されてしまった。
これはアメリカンだ。外見はともかく、乗れば間違いなくアメリカンだ!


とりあえず、本日のテストはここまで。
その後雨も止み、陽射しが戻ってきたものの、友人との話しに夢中になり、リバイブのことなどすっかり忘れてしまい…


夕方になって、帰還する時間となった。
ジムセイバーを友人に託し、サイコの元へと向かう。
後ろ髪を引かれる思いも少しはあったが、今は我慢だ。
「そのうち、自軍の基地に迎え入れるから、その時まで待っていてくれよ―」


そう心の中で言い残し、夕日を浴びて眩しく輝く雨上がりの街を駆け出して行った。
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by fch_titans | 2007-06-10 23:08 | 量産型ガンタンク