この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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カテゴリ:カート( 9 )

kart de X'mas



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そういうわけで、カート耐久レースに参戦してきた。


実に9ヶ月ぶりとなる耐久レース、通常は90分なのだが、今回はシリーズ最終戦ということで、120分の特別レースである。
しかも、普段は別々に開催されるノービスクラスとオープンクラスが、今回は同時に走る。まるでスーパーGTだ。


さて、今回は最終戦=スペシャル≒お祭りなので、コスプレもいつものルノーF1系ではなく、祭りにふさわしいものを用意した。


それは、これである!!

















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戦況をつぶさに見つめる空軍将校(てっしーさん写す)


そう、アメリカ空軍である。
なに? フランスじゃないの、だって!?
仕方ないだろう、元々これしか持っていなかったんだから。
もっとも、ベレー帽とトレンチコート(写っていないけど)は、今回のために調達してきたものだが。
派手さはないものの、「サーキットに制服!?」というギャップでインパクトを与えようと意図したのだが、果たしてその狙いは当たったようで、反響はかなり大きかった。
もちろん、この格好で走ったぞ(メットだけは予算が回らず、ルノーバージョンだったが…)。

その風貌からか、ロストボーイズ内から「大佐」というニックネームを頂戴してしまった。本人は大尉のつもり(階級章も大尉)なのだが…

ま、いいか。大佐のほうが偉いし。


さて、本題のレースである。


まずは予選。
めでたくCチームに配属された私は、特にプレッシャーを感じることもなく、とてもリラックスしていた。
それでも、出撃の時が迫り、ヘルメットを被って待機しているうちに、徐々に戦意が湧き上がってきた。


戻ってきたマシンのシートに収まり、すぐさま発進。
本当に久しぶりではあったが、あのやたら重く感じられたステアリングは、さほど重いとも思わなかった。今年前半に比べて、訓練(筋トレ)の内容を若干強化したためか?


それより、問題はスピード感に対する恐怖心だ。
直線は問題ないが、コーナーに差し掛かると、
「このスピードでは曲がりきれない!?」
「スピンに陥るのは避けたい」
といった心理が働き、どうしてもアクセルを戻してしまう。
そのため、タイムは1分6秒台。ロストボーイズ全体はもちろんのこと、ひょっとして全参加者中でも最遅!?
うーむ、ブランクがあるからこんなものだろう。


さて、決勝である。
最後尾グリッドからのスタートとなったCチームは、
「ビッグ壷→てっしー→MR.T→私→ビッグ壷」という順番で臨んだ。


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Aチームともなると、ドライバー交代も真剣そのもの。


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クリスマスということでか、トナカイよろしく角が生えている。でも速い。


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3台によるデッドヒート! まるでINDYのような光景!?


写真を撮ったり、雑談しながら各ドライバーの走りを眺める。Cチームならではのまったりとした雰囲気の中、それでも一応は各選手のライン取りなどを視察したりもした。また、先鋒を務めて戻ってきたビッグ壷選手から、「あそこはインベタのほうが速い」などというアドバイスも頂戴したので、頭に入れておいた。


MR.T選手が戻ってきた。いよいよ本戦へと出撃である!


「今のはちょっとミスったな」
「いかんいかん、そうではない!」
「よしよしよし! その感じだ!!」
ヘルメットの中で独り言を唱えながら、ひたすら走る。
今日はオープンクラスもいるので、いつにも増して後方の状況を気にしながら走る。
加速性能にかなりの差があるため、そろそろ後ろに付かれるかな? と思った瞬間には、もう真横にいるといった状況だ。


まあ、オープンのドライバーはサクサク抜いてくれるので心配は要らないとして、ノービスが接近してきた時にはより一層気合を入れた。
ところが、やはり実戦から遠ざかっていたからか、競り合いに弱い。
頑張って抑えるべきところで、ミスが出た。
特に苦手な第2ヘアピンではその傾向が顕著で、何度もテールスライドやハーフスピンを起こし、タイムをロスしてしまった。
それだけでなく、あろうことか、その手前の第1ヘアピンからの立ち上がりで、スピンアウト! 後ろ向きでグラベルに滑り込んでしまった。
「くっそーぅ!!!」
私にしては珍しく悔しがった。拳をハンドルに叩きつける。


そうこうしているうちにピットインのサインを受け、私はコースを離れピットロードへ進んだ。


各セクションでミスなく回れれば、4秒台のタイムを出せたものの、上位陣との差は大きい。
少し減量したとはいえ、相対的に見ればまだヘビー級なので、軽い人々と同じように走れるとは考えていないが(事実、直線では微妙に離されていくことも。服装による空気抵抗もあるかも!?)、そのハンデは技術や知恵でなんとかしなければなるまい。


それに関して、PANDAさんが上位の走りを見て言った、
「あの人たちは、あまりステアリングをきっていないよね」
という趣旨の発言が、とても参考になった。


実は、第1~第2ヘアピンをいろいろ試して気が付いたことがある。
コーナー手前でステアリングを切る際、切り込みが足りないと外に膨らんでしまい(アンダー?)、後から切り増しする羽目になる。そうすると、コーナー立ち上がりでスピンしやすくなるような気がした。
逆に、初めからエイッと大きく切り過ぎると、テールが流れて速度をロスしてしまう。


つまり、急にハンドルを切る、または曲がっている最中に切り具合をやたら変えると、安定したコーナリングができない、ということになろうか。
そして、速い人達というのは、そのへんのさじ加減が抜群に巧いのではなかろうか。


次回は、そのあたりを実践して、試行錯誤を重ねてみたいものだ。
(加えて、さらなる減量!?)

レース全般の模様に関しては、左のリンクにあるロストボーイズ公式ブログをご覧願いたい。


午後からは「ガチンコ杯」なるタイムアタック形式の個人戦が行われ、私もいちおうシャレのつもりで出てみたが、なんと6秒台をたたき出し、全体では3位くらいだった(下から数えて)。
数時間空いてしまったため、レース中の感覚を忘れてしまい、またしてもアクセルを戻すという体たらくを犯してしまった。やはり、一発勝負はダメだなぁ…


ガチンコ杯のあとは、特設ミニコースでの三輪車競争(もちろん子供用!)があり、そのあとシリーズ全体の表彰式へ。
我がロストボーイズのトップチームAは、残念ながら4位。
上位の壁はまだまだ厚いが、いつかはきっと打破できる日が来ることを信じて、例年も頑張っていただきたいものだ。


さて、来年はさらに参加人数が増える見込みだそうで、なんとDチームが新設されそうな勢いだとか。
来年も楽しいシーズンになりそうだ。
私も、全戦はムリとしても、できるだけ参加したいと考えている。
チームの皆様、どうぞよろしく。


いつもに増して長くなってしまったが、以上で本年最後の戦績報告を終わる。
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by fch_titans | 2005-12-27 22:30 | カート

カート耐久 第3戦

非常に遅くなってしまたが、独自の視点によるレポートをお届けする。

暖かいはずの週間予報から一転、日差しが遮られ冷え込んだ20日の朝。
私は、東京からこちらに戻ってきていた友人を引き連れ、R23を爆走していた。いろいろあって時間が遅れていたので、愛機サイコガンダムのスロットルをワイドに開き、○40km/hに迫るスピードであまたの車をゴボウ抜きにする。ただ一台、我々を上回る勢いで飛ばす白いスカイラインクーペが前方にいて、それを追いかけるように空気の壁をブチ破る。
時計を見ると、すでに8時を回っていた。間に合うか? 間に合ってくれ!

苦手な山道を上り、ようやくサーキットに到着。下の駐車場はすでにほぼ満車だった。
集合時間は数分過ぎていたが、どうにか間に合ったようだ。立ち話もそこそこに、3階の会議室へと向かう。

ブリーフィングの後、急いで10番ピットへ。いよいよ予選開始である。
ドライビングシューズを履き、ヘルメットを被ってその時を待つ。そして私の番が回って来た。カートに飛び乗り、スロットル全開!
前回のレースで会得した、上体をバンクさせるリーンイン走法でコーナーに挑む。しかし、やはりまるっと1ヶ月乗っていないためか、前回のようには走れない。結局、8秒台後半のタイムを出すのがやっとだった。予選の少ない周回では、これが精一杯か。
仕方がない。決勝でがんばろう。

さて、その決勝だが、私はアンカーを務めることになった。前回はいきなりスタートドライバーだったので、それと比べればお気楽だなー、なんて軽く考えていたのだが…

レース中盤までの展開は、BP氏のHPにある通りだが、私は出番が遅いこともあり、極めてリラックスしていた、というか、し過ぎていた。一応、各選手の交代時刻には気を配っており、そのタイミングが近づくとピットウォールに歩み寄ってサインボードを出していた。では、それ以外の時間は何をしていたかというと…写真を見ていた。事務室にて、前回の耐久レースの模様を写したそれを、パラパラとめくっていたのである。
何枚かに私の勇姿(?)が写っており、中にはなかなかカッコイイものや恥ずかしいものもあった。しかし、それらを見て何よりも感じたことがある。それは…

4番手のてっしー選手がピットに戻ってきた。急いで飛び乗り、コースに合流。行くぞー!!
がしかし! 今回はどうも上手く走れない。懸命にイン側に身をよじるも、思いのほか曲がらない。おかしい、前回はこんなんじゃなかったはず…次第に焦りが募りだした。
BP監督のアドバイス=「乗ってもいい縁石には思い切り乗る」を忠実に守り、豪快に乗り上げたが、それでもタイムアップにはつながらない。
その上さらにアクシデントが襲ってきた。シートに挟んであったクッションボードが、走行中に浮き上がってきて、飛び出しそうになったのだ。この状態だと、オレンジボールを掲示され、ピットに入れられる可能性があるので、何とか戻そうと押し込んだ。しかし! ジーンズのベルトに引っかかり、なかなか入ってくれない! かといってこのまま放っておいたら、おそらく飛んでしまうだろう。ストレートなどで必死に押し込む。片手運転になり、時折ステアリングを取られて挙動が乱れる。苦戦の末、ようやく一番下まで押し込むことができた。

ピットウォール脇に、応援してくれているチームメイトの姿が見えた。手を挙げて応え、さらに気合を入れるが、一向にタイムが上がらない。Aチームのメンバーも声援を送ってくれているようだ。すごいヒートアップぶりだった。しかし、そんな声援も空しく、とうとう後方からマシンが追いついてきた。
バックストレートでさかんに後方を見遣る。数台いるようだ。1、2、8番は明らかに周回数が上回るトップチームなので、真後ろに付かれたら譲らなければならない。だが、それ以外のチームは周回数がよく分からないので、安易に譲ってしまうのはどうか。
だが、いかんせん今日の私は乗れてない。そんな心配をするまでもなく、バックストレートであっさり抜かれた。離されてはいかん、食らい付こう、と思ったら、その直後にもう1台。どこのチームだ? ん、このツナギは…イソさん!? なんと、ロストボーイズAだった。となると争うわけにもいかず、しばし併走したのち、ジグザグ手前で先を譲った。

そして、ついにファイナルラップまで納得いくタイムを得られないまま、チェッカーを受けた。
ピットにて出迎えを受けるが、内心はかなり落胆していた。
順位を見れば9位。てっしーさんが死守した6位をキープできないどころか、3つもランクを下げてしまった。
園芸チームのノーチェッカーに続き、何ともほろ苦いレースとなってしまった。

終了後、食事会の席で衝撃の事実を知り、一瞬固まってしまった。
なんと、ピットウォールでのAチームの大騒ぎ、あれは私に対するサインだったのだ!
走るのに必死で気が付かなかった面もあるが、そもそも私に対して指示が出るという事態を想定していなかった。でもよく考えたら、今回私はBチーム。ロストボーイズの一員ではないか。園芸のときはそういった場面が一切無かったので、そういった概念が欠如していた。
だが、今回はサインを全く理解していなかったので、抜きかけられたとき抵抗はしなかったが、もしこれを理解していたならば、コース上で大いに悩んだだろう。Aチームが必死に抑えるよう願っていた2号車に対して、自分はもちろん周回遅れ。となると、これを故意に抑え続けるのはかなり勇気のいる行為である。マナー違反と判断され、黒旗をもらう危険性が高まるからだ。せめて青旗があれば、いきなり黒旗を振られることもなく、これ以上のブロックはまずい、ということを察知できるのだが…
やはり、レースは難しい。

さて、今回はとにかくクラッチが滑りまくって(=気合ばかりが空回りして)、ちっともいいところがないまま終わってしまった。
原因を考えてみたところ、以下のような理由が挙がった。
●体をバンクさせることに意識が偏り過ぎ、ステアリングをしっかり切れていなかった。
●縁石に乗ったのはいいが、乗るポイント(つまりクリッピングポイント)が悪く、コーナー出口で必要以上に膨らんでしまった
●睡眠不足並びにアクシデントにより、レースに集中できていなかった。
●前回はエース機ともっぱら噂される1号機の性能に助けられていた。
そして、最も重大な要素。それは体重が重すぎることだ。
自分の写真を見て感じたこと、それは、「太い!」という印象だった。防寒対策のために重ね着していたとはいえ、他の選手と比べると明らかにムチムチ感があった。
パワーが一定に抑えられているノービスカートにおいて、ウェイトは決して軽視することのできない重要な要素だ。重ければ重いほど、加速しないし曲がらない。まだまだ技量が足りないことは言うまでも無いが、ウェイトという点で初めから大きなハンディをしょってしまっているのだ。これは痛い。

実は、タイムそのものは前回のレースとほとんど同じなのだ。前回はたまたま1周だけいいタイムが出て8秒を切ったものの、それ以外は8秒台と9秒台をウロウロしていた。今回は一発が出なかった以外は、基本的に前回と似たように推移した。要するに、これが実力であり、妥当な結果なのだ。

が、しかし! だからってこのままでは終われない。
私が真似しているルノーF1チームは、今年はとても調子がいい。なんと開幕から2連勝である。いつまでもそう上手く行くとは思わないが、ことによっては…? という期待が持てるほどだ。
それに引き換え、私の走りときたら…
これでは、ルノーの名に泥を塗っている! 由々しき事態だ。

次回はいつになるか分からないし、個人的事情によりこそ練もできそうにないが、とにかく次回の参戦までには、必ず体重を落とさなければならない。筋力を維持しながら、体重は減らす。簡単なことではないが、やらねばならない。
2回目のレースは終わった。だが、私の戦いは始まったばかりだ。

ところで、今回のレースでの最大の失敗、それは、デジカメを忘れてきたことかもしれない…
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カートに収まっているのが筆者。
そして左から、ジュニア選手、R&S選手、ヤッヂ選手、てっしー選手。
皆さんありがとうございました。

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by fch_titans | 2005-03-23 00:32 | カート

まだ…

耐久第3戦にご参加の皆様、おつかれさまでした。

私も早いとこレポートをアップしたいのですが、レース後すぐに、そして今日もこれから家事手伝い(?)で、書いている暇がありません。
今夜か明日にアップするようがんばってみます。

まずはご挨拶まで。
かしこ。
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by fch_titans | 2005-03-21 10:52 | カート
というわけで、参加した選手の皆さんの雄姿を大放出です!

しかし、うまく撮れなかった選手や、走行順の都合で写っていない選手もいますので、その方々にはホント申し訳ないです…
あと、もし画像と名前が一致していなかったら、ご一報ください。
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PANDA選手
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わさび選手
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イソ・ラウダ選手
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ヤッヂ選手
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ナベ選手
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シューマサ選手
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Nりん選手
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R&S選手
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アイルトン・ヤマ選手
(イリジウムチームとの激しいバトル!)
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ISK選手
(カメラ目線…!)
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by fch_titans | 2005-02-15 21:44 | カート

カート耐久顛末記

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ついにこの日がやってきた。カート耐久レース、デビューの日である。

朝、凍りついたこだま号のドアを開け、颯爽と乗り込むと一路幸田を目指した。
R23で、日曜の朝なのになぜか工事をしていて渋滞にハマり、余裕だった時間が微妙になってしまったが、どうにか時間までにサーキットに到着できた。
駐車場には「それらしい」車がゴロゴロいて、自分のクルマがやたらおとなしく見えた。

すが選手が急用のため欠場。それにより園芸チームが一人減り、私は結局、当初の予定通り園芸チームに加わった。正直、ホッとした。これでプレッシャーを感じず、のびのびと走れるだろう。

ブリーフィングのあと、急いでピットへ。抽選により、園芸チームは1号機になった。なんでもこのマシンは昨年のチャンプマシンらしく、とても乗りやすいらしい。3軍の園芸チームがこんなん乗っていいのかな?
ちなみにAチームは、またしても4号機。乗りにくいと囁かれるマシンだそうで、ちょっと気の毒だが、健闘を祈るしかない。
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「いよいよ予選、タイムアタックです」
「いよいよですね」
(SUPER BELL”Z 「Formula Man」より)


予選は30分間。5人チームの場合、一人3周くらいしかできず、しかも1周目はインラップ、3周目はアウトラップなので、アタックできるのは事実上1周のみ。まるでF1みたいだ。
私は3番目にアタックした。コース図に鉛筆で何度も書き込んだ走行ラインを反芻し、それに乗せるようにハンドルを切る。が、やはり1ヶ月ぶりとあって、思うように曲がれず膨らんでしまう。
あと、色と操作性を重視して選んだグローブが夏用だったため、手がメチャメチャ冷たい! 風防がないので、ダイレクトに走行風が当たってしまう。そりゃ冷えて当然だ。やっぱ冬は冬用じゃないとダメか。
マシンを降りると、早くも握力が半減していた。この1ヶ月でかなり鍛えたのに、そんな…!?
結局タイムは1分11秒台。やはりこんなものか。

5人目の選手がピットに戻ってきた。が、時間がまだ5、6分残っている。もったいないので、急遽私がもう一度コースに出ることになった。今度は厚手のグローブをはめて、コースに飛び込んだ。
そして最終周あたりで、ふとあることに気付いた。
それまで私はコーナーで、アウト側に体重をかけていた。そのほうが外側にトラクションがかかりやすいと思っていたのだ。
しかしこの時、試しにイン側に体重をかけてみたところ、思いのほか曲がれたような気がした。この方がいいんじゃないのか? 少しだけ、何かを掴んだ気がした。

この最後のあがきで、1分09秒08を記録。結局予選最下位は変わらなかったが、決勝に向けて意義のある走りができた。
しかし…チームトップタイムをマークしたことで、あえなくスタートドライバーになってしまった! やっばいなぁ… どーしよう? ただ、最後尾スタートのため、後ろから突っ付かれる心配はない。
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ピットでのひとコマ。メンバーはコース脇や他ピットに出向いていたようで、かなり閑散としていた…

予選終了から10分後、慌ただしい中準備を済ませ、マシンに乗り込み、最後にピットを離れてコースイン。フォーメーションラップである。タイヤを温めるべくステアリングを左右に小刻みに振る。そしてスターティンググリッドについた。
スタートを待っている間、実況アナウンサーが各チームを紹介。一番最後に園芸チームがコールされた。なんか恥ずかしいな。しかも時間が余ってしまい、もう一度紹介されたので、やればよかったなと後で思った「宮尾すすむ」のポーズでキメといた。

そんなことをしているうちに、とうとうスタート10秒前だ。レッドシグナルが点灯し、パッと消えた。スタート!!!
一気にアクセルペダルを踏み込む。8番手のマシンとの差が、じわじわ詰まる。さすがエースマシン、加速性能が若干優れているのか?
1コーナーをクリアし、2コーナーをクリア…と、そこでまさかの光景が! 目の前でマルチスピンが発生! 恐れていた事態が起こってしまった。が、停まったマシンを本能で回避し、シケインへ。
「おおぅ、儲かった!」何台か抜いて、中盤まで順位を上げた。まさしく、棚ぼたジャンプアップである。

が、その後、抜いたマシンが追いついてきた。ペース的に見て、順当な展開だ。無理にブロックすると反則をとられる恐れもあるし、自分が原因でクラッシュを誘発しても仕方がないので、バックストレートなどで順次先へ行かせた。上位を目指すチームだとこうもしていられないが、何の呵責も感じないのは、お楽しみ集団・園芸チームの特権といったところか。
その中に、メットにマルボロっぽいマークが描かれたドライバーが…BP氏!? 何と、彼も巻き込まれてしまったのか? とにかく、私より数段速いことが分かっているので、その後ろのマシンともども先を譲った。

そうやって周回を重ねていくうちに、走りのコツを徐々に掴んできた。
体を思い切りインに傾け、全身全霊の力でコーナーを曲がる。クリッピングポイントに近づけるようになってきた。
予選ではアクセルを緩める回数がかなり多かったが、ここにきてフルタイム全開で走れるようになってきた。
腕のほうもバテていない。アドレナリン大放出の影響もあるだろうが、トレーニングの成果だろう。

10周を過ぎたあたりから、一時は離されていた8、9位にかなり接近し、ラスト数周はほぼ団子状態になった。8、9、10位の熾烈なバトルだ。「待~て待て待て待て待て~ぃ!!」叫びながら必死に食い下がる。
そんな状態が続く中、「1番ピットイン」のサインボードが出された。いよいよ私にとってのファイナルラップだ。より気合を入れて追いかける。
第1ヘアピンをクリアした所で、前車との距離が数十cmにまで詰まった。そして第2ヘアピンで、前車が若干アウトに膨らんだ。
「いける!!」私が果敢にインを突いたその瞬間、前の2台は私の視界から急に消え去った。痛恨のスピン! なんてこった、もう少しだったのに…!

思えば、このときはファイナルラップ。仮に抜いたところで、すぐピットに入らなければならない。だから無理をする必要はなかった。しかし、闘争心がそれを許さなかったようだ。あるいは若さというか、経験の少なさが出てしまったのか。

幸い後ろには全くマシンがいなかったので、方向を戻して再発進。すぐにピットに入り、マシンを降りた。ヘルメットをとり、すぐに燃焼系アミノ式をガブ飲みした。極端に喉が渇いていた。それほどに熱いバトルだった。
私のファステストラップは1分7秒839。前車に引っ張られた形となり、思いもよらないタイムが出てしまった。

レースはまだまだ続く。2番手はわさび選手。調子がいまいち上がらなかったようで、最高タイムは1分14秒546。あるいは、グローブが薄くて手がかじかんでしまったのだろうか?

3番手はイソ・ラウダ選手。後で本人曰く、3回スピンを喫してしまったそうだが、それ以外はほとんど8秒台をキープする、きわめて安定した走り。そしてチームのファステストとなる1分7秒577を叩き出した。

4番手は紅一点のNりん選手。走行前、「3周でバテますから」などと言っていたが、決勝ではほぼ割り当てに近い周回をこなした。最高タイムは1分14秒056。自己ベストを大幅に更新、さらにわさび選手を上回る躍進を見せた。

そしてアンカーはISK選手。だが、何周かしてから、タイムが1分20秒前後と極端に落ち込んだ。ピットでは「手を抜いてるんじゃないの!?」「マシンの調子がおかしいのかな?」など、様々な憶測が飛び交ったが、Nりんさんがこう言った。「なんか、傾いてない?」
言われてみれば、何となく右に傾いているように見える。すると実況アナも「おっとー!? 趣味の園芸チームですが、何かマシントラブルでしょうか?」と言うではないか。ドライバー本人もしきりに右後方を気にしている。
どうやら、パンクしているようだ。すぐに黒旗が振られ、次の周にピットに入ってきた。
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タイヤの状態を調べるスタッフと、心配そうに見守るISK選手。
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画像では分かりづらいが、上部にヒビが入り、リムがずれてしまっている。

事態は深刻だった。なんと、ホイールに深々とヒビが入っていた。
これが原因でエアが抜けたのか、先にエアが抜けてホイールが痛んだのか… 原因は定かではないが、これではまともに走れない。脳裏に「リタイア」の文字が浮かんだ。
だが、スタッフの方がホイールごとニュータイヤに交換してくれ、レース終了まで残り4、5分ほどで走行可能に。再びISK選手が乗り込み、チェッカーを目指す。

ところが、最後の最後にまたアクシデントが! 4輪のうちひとつだけが、交換直後で温まっていなかたったため、ジグザグでグリップを失い、クラッシュ!
幸い選手にケガはなく、マシンにも特に破損はなかったが、結局、チェッカーを受けることはできなかった。
何とも痛烈な洗礼を浴びた、趣味の園芸チームの初レースは、こうして幕を閉じた…。
ちなみにISK選手の最高タイムは、1分12秒208。まともに走れたのは初めの3周ほどだけと、不運に泣く結果となってしまった。次回はぜひ頑張っていただきたいものだ。

今回のレース、ベストメンバーの揃ったロストボーイズAチームでさえ5位、Bチームは8位と、全般に振るわなかった。というよりは、速いチームばかりが出揃い、レベルが高すぎたと考えるのが妥当だろう。

私個人としても、やはり他の車に突かれるとどうしても引いてしまうなど、気の弱さが出てしまったが、競り合いに慣れていなかったので仕方がない面もあるだろう。だが、得たものも多く、次につながるいい経験となった。
そして何より、これほどまでにアツくなったのには自分でも驚いた。最後の果敢な攻めがそれを如実に物語っている。参加チームの腕前にもよるが、次回は1台くらいは抜きたいものだ。

次回は3月20日。私は金欠にも関わらず、その場で次回のエントリー料を支払ってしまった。
こうなったら、とことんやるしかない。これからの1ヶ月でまた体を鍛え、ついでにバイトでもして軍資金を貯めよう。グッズはほぼ揃ったが、しいて言うならあとはグローブか? 3月ではまだ寒いので使わないかもしれないが、余裕があればドライビンググローブを買いたい。

以上、どえらい長くなってしまったが、初レースの報告を終わる。

《なお、事実と異なる表記がありましたら、メールでも書き込みでも結構ですのでお知らせください。すぐに訂正いたします》
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by fch_titans | 2005-02-14 17:52 | カート

戦いのあと

カート耐久レースが終わった。

緊張もしたが、でもやっぱり楽しかったし、そして燃えた。
結果はともかく、レースって面白いなと、つくづく感じた。

そして、戦いを終えて家に帰った後、更なる戦いが私を待ち受けていた。
家事&家業の手伝いである。
レース前夜もそうだったが、レース後の夜も気が狂うほどの忙しさ。
ようやく手伝いを終えて、こうしてパソコンの前に座ったのが、この時間。
もう、勘弁してくれ…

ここを見に来てくださった方々、すみません。
レースの顛末は、明日アップしようと思います。

それでは、バタンキュー。
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by fch_titans | 2005-02-13 23:58 | カート

ネタばらし

いやもうビックリである。

日曜のカート耐久レースだが、3軍たる「趣味の園芸」チームから、2軍たる「ロストボーイズB」に転属となってしまった。
3軍だから肩の力を抜いて気楽にできるなー、と考えていたが、ポディウムを目指すBチームともなると、事情は一変する。プレッシャーが10倍増だ。
足を引っ張ることが懸念されるが、じたばたもがいても仕方あるまい。ここはとにかく、ベストを尽くすことだけを考えよう。

ちなみに、趣味の園芸ということで、当日はコスプレアイテムとして
麦わら帽子
首にかけるタオル
長靴

を用意する予定だったが、必要なくなってしまったので、正装で行こう。
まあ、荷物が減って楽になったのが、唯一の利点だろうか?
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by fch_titans | 2005-02-11 01:17 | カート

準備着々

戦慄のカート耐久まで、あと1週間を切った。
これまで遅れていた準備を、急ピッチで行っている。

まず、メットのカスタマイズ。
実は今朝まで、なーんにもやっていない状態だった。
だが、腰を上げるのは滅法遅いが、ひとたび立ち上がると疾風のごとく走り出す私。
マスキングの後、時間を置いて何度もスプレーを塗り、ほぼ完了に近づけた。明日は雨なので、あさってあたりにもうひと塗りすればOKだ。
そして、やり始めるとやたら凝りだす私。
当初は手を付けないつもりだったマウスガード部までも、塗装する方向で準備している。
ステッカー類はほぼ全て揃ったが、困ったことに、目玉となる部分の発注が遅れたため、本番に間に合わないかもしれない。ダメだったら、残念だが次の機会に持ち越しだ。

そして、筋トレも順調だ。
以前は夜更かししすぎて、あー今日はもういいやと言ってサボりがちだったのが、今ではどんなに夜遅くなろうとも、必ずメニューをこなすようになった。おかげで、全盛期のころの筋肉量に近づきつつある。

今週はいろいろあって忙しいが、ここへ来てつまらぬ風邪など引かぬよう、万全な体調で臨みたいものだ。
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by fch_titans | 2005-02-07 22:31 | カート

えっれぇ乗り物だ

今日は友人の誘いに乗り、カートに乗ってきた。

ややお金がかかるので、普段はあまり乗り気ではなかったのだが、一度くらいはやってみようかな、と、まったくの興味本位での参戦だった。

たまに活躍している、友人のアジア土産である「マイルドセブン・ルノー・F1チーム」のパチものシャツをはおり、緊張しながら幸田サーキットへ。
まずは初心者講習みたいな感じで、ミニコースを練習走行。そこで大いに面食らう。
「何じゃこのハンドルの重さは!!」
1周しただけでもう腕がパンパン、走行後には握力がほとんど失われていた。
体力が必要だぞ、と話には聞いていたけど、想像以上だった。
こんなんで本番6周も連続で走れるんかいな? 

で、その本番の本コースは、腕への負担はそれほどでもなかった。
それでもスピードがけっこう乗ることもあって、教えられたラインになかなか持っていけなかった。やはり、初めは思うようにはいかないようだ。

四苦八苦の末に出たベストラップは、1'09"459。
初走行だったことと、自身の体重も重めだったことを考えれば、まあまあか?

ところで、サーキットを後にする際にも、サプライズが待ち構えていた。
さっき乗ってきたワンボックスのステアリングが、軽すぎる!!
もちろん、車そのものに変調などない。要は、非常に重く感じられたカートのステアリングに慣れてしまった、その後遺症である。たしかにこの車、普段からステアリングは軽めだが、カート体験直後はもう笑っちゃうくらい軽い!
軽すぎて、ステアリングを切りすぎてしまうほどだ。いやこれはかなり危険だ。
よく大型二輪の練習後に、自分の普通二輪に乗って帰るとき、普段乗り慣れているはずの車体がえらく小さく感じられてしまう、なんてことがあるが、それに近いものがある。
結局、小1時間くらいは、その違和感に悩まされた。

また、やはりアドレナリンが多く分泌されていたのだろうか、帰りの運転は相当にアグレッシブだった。
よくレースのパンフに、「観戦の帰りには、興奮しているため、スピードの出しすぎにご注意ください」なんて冗談半分に(いや真面目なのか!?)書かれているが、そりゃむしろこっちに当てはまる。
外から見るよりも、自分でやったほうが何十倍も興奮してしまうぞ。

今回はあくまで体験入学のつもりで参加したが、腕などの持久力を鍛えて、ある程度お金に余裕が出来たら、またやってみようかな?
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by fch_titans | 2005-01-04 20:15 | カート