この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
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熱きタンゴの調べ ①


やや間が開いてしまったが、今回は7月21~22日に実行された丹後半島ツーリングの顛末である。



めまぐるしく変わる週間予報に一喜一憂していたが、最終的には晴れの予報になったので、実行を決意した。場所によってはにわか雨の可能性も残っていたが、ま、その時はそのときだ。
準備を済ませ、8時45分、出撃!


まずは名神を利用して関ヶ原へ。この時間・距離だと通勤割引が使えるのに、サイコにはETCが未装着である。ああ、早く欲しいなぁ…
どうでもいいけど、空は一面の曇り空。きっとそのうち青空に変わっていくのだろうが、やや時間がかかるかもしれない。ので、あまり急がずに法定速度でのんびり行こう。


それでも、高速を使うと関ヶ原には30分足らずで着いてしまう。下だとかなりかかるのに。
ETCカード手渡しで料金を支払い、財布にしまっていると、ETCレーンをエレクトラグライドやらGL1800やらが集団で駆け抜けて行った。若干のうらやましさを感じつつ、R365を彼らとは反対方向の北西へと向かった。


依然、雲は空から去ることなく居座り続ける。車の流れに従い、淡々と距離を稼ぐ。曇天の下の湖岸道路を走ってもあまり気持ちよくないので、このままR365で木之本まで行ってしまおうか? などと考えていたが、平地へ下っていくと共に徐々に雲は薄れ、夏の太陽のお目見えとなった。
「うむ、やっぱこうでなくちゃな」
私は左に舵をとり、琵琶湖岸を目指した。


『波乗り○ョニー』を聞きながら、湖岸道路を快走する。
湖の反対側には池か沼のようなものが時折見え隠れし、ピンク色のきれいな花が咲いていた。立ち寄って写真を撮りたい気もしたが、構わず北へ。
さらには道の駅も見えてきたが、やはり構わず北へ。すっかり気分が乗ってしまい、休憩する気にはならない。まだまだ行ける。


国道をリレーして琵琶湖の北をぐるりと西へと回りこみ、福井は小浜へと続くR303へ。大型トラックや観光バスが多く、ペースが上がらない上に追い抜きもできないので、辛抱して走る。こんなときは音楽がよき相棒となる。夏MDをまんべんなく聞いているうちに、道の駅若狭熊川宿にさしかかった。出発からはや2時間、そろそろひと息入れるか。


冷房の効いた休憩室に逃げ込み、コーヒーを片手に今後のルーティング。
若狭湾に面するR27は、あまり流れがよろしくない。舞鶴若狭自動車道でラクをしたい気もするが、ここは節約に徹しよう。
空き缶をくずかごに放り込み、外へ出る。早くも強烈な暑さだ。いったいどこまで気温が上がるのか…


そのR27は、初めトラックの攻略にやや苦労したが、その後は比較的スムースに流れた。きれいな海、その手前の砂浜にはそこそこの海水浴客がいたが、車はさほど多くない。こっちにしといて良かったな。夏気分を満喫しながら西へと駆ける。
しかし、このころから温度計は40度近くを維持するようになってきた。確かに梅雨は明けたが、それにしたってなんでこんなに暑いんだ?


舞鶴の混雑を避けるべく、手前で県道28へ。熱中症予防のため、こまめにスポーツドリンクを飲んでいたが、そろそろ液体だけではなく、固形の燃料も補給せねばならない。
コストの安そうな店を探しながら走る。一度、スーパーに隣接されたマックを見かけたが、気付くのが遅れて通過してしまった。だったらそこでUターンすればいいものを、面倒くさくてそのまま。この先、店が極端に少ないことは分かっていたはずなのに…


丹後半島の突端、経ヶ岬へはR178を通るが、天橋立@日本三景の手前までは、裏ルートである県道45を通ることに。いざ走ってみると、車のほとんどいない森の中を快走できる好ルートであった。ただ、県道603との分岐点以降は狭くて険しいので、603に逃げたほうが無難か。


宮津市街に入ったところで、ふたたびマックを発見。燃料タンクがすっかり空っぽになっていた私は迷わず飛び込んだ。
店の周りは若い海水浴客で賑わっていた。中には刺激的な服装の女性もおり、直視するのがためらわれた。うーん、夏だなぁ。
冷房で体を冷やしつつ、今度はハンバーガー片手に地図とにらめっこ。
間もなく14時になろうというのに、まだこんなところにいるのか。ほとんど走りっぱなしだったはずなのだが…


外へ出ると、強烈な暑さ! 少しばかり冷房で涼んだところで、一瞬で相殺されてしまう。どんだけ暑いんだよ! 文句を言っても仕方ないので、とにかく前進だ。
観光バスにてこずりつつ、R178を経ヶ岬方面へ。天橋立の界隈を抜ければ、車も減り、若狭湾の展望が広がる。
夏の日本海は穏やかでいい。


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このままハイテンションで一気に経ヶ岬へ―と行きたいところだが、どうしても立ち寄っておきたいところがあった。
それは、「舟屋」で知られる伊根である。
R178を外れ、伊根湾へ。すると、あったあった。これが舟屋か。


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いろんなツーリング誌やwebを見て、是非とも自分の目で見てみたいと願っていた光景。
行こうと思えばいつでも行けそうで、なかなか足が向かなかったが、ようやく叶った。


祝日ということもあってか、舟屋の一階でバーベキューを楽しむ人もいた。海をすぐそこに見ながらの屋内バーベキュー、独特の雰囲気なんだろうな。何とも趣のありそうな絵だ。


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港では、この暑さにも関わらず釣り糸を垂れる人も。
これでもかというくらい強烈な真夏の日差しを受け、伊根の海が煌いている。とても緩やかに時が流れていた。


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海岸を離れ、丘を駆け上がると道の駅があった。
伊根湾を一望できるとのことで、立ち寄ってみる。
小さな売店に目をやると、ソフトクリームの文字が。さっき昼食を取ったばかりなのに、おもわず買ってしまった。うだるような暑さゆえ、冷たいものが恋しかったのだろう。
ソフトクリームをなめながら、展望広場へ歩く。本当はもっと登れば見晴らしがよいのだろうが、時間に余裕がない―のも確かだが、何よりこの暑さの中であまり歩きたくないので、近場でやめておこう。
ぐぉっ、ソフトクリームが猛烈な勢いで溶けてゆく! 底も一気にふやけて、クリームが漏れ出してくる。手を汚さぬよう、大慌てで食べきった。


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時計を見れば、もう15時を回っている。陽はまだそれほど傾いてはいないが、急ぐとしよう。

                                                 (つづく)
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by fch_titans | 2008-08-11 12:36 | ツーリング