この星が、好きだから― 私は、ティターンズ。


by fch_titans
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

ネバネバ騒動去りて―




確かに、ちょっとショックではある。


先日発覚した、「あるある○辞典」の捏造問題。
納豆にダイエット効果があると放送してから、店頭の納豆が売切れてしまうなどの社会現象が起こっていたが、ここへきてその内容のうち、少なからず架空のでっちあげが含まれていたことが発覚したらしい。


「らしい」と他人事なのは、私自身がその放送を見ていなかったからだ。
納豆バカ売れ現象がニュースで報じられたことにより、放送があったことをようやく知った、というのが実際のところである。


それにしても、私もあの番組はけっこう見ていたし、内容も参考にすることが多かっただけに、今回の捏造は残念である。こういうことが一度あると、過去の放送内容がすべて真実であったとしても、疑いの目で見られてしまうのは仕方の無いことかもしれない。


さて、これで納豆が売り切れ続出―という現象は収まるはずだが、納豆に対するマイナスイメージが生まれるとしたら、これも馬鹿げた話である。


今回の問題は、「ダイエット効果もある」と一旦は謳われたものの、それはウソだった、というものに過ぎない。
報道機関としてはあってはならない重大な問題であるが、こと消費者や納豆関連の業界に関しては、はっきり言って何ら問題となるものではない。
製品中に異物が混ざった、品質に問題があった、あるいは健康を害する成分・作用が発見されたなどといえば、これは一大事であるが、今回の問題はこれらとは全く異なる。


「納豆なんて大嫌いだけど、痩せると聞いて無理して食べていた」という人は、即刻やめたほうがいい。わざわざ嫌いなものを食べてストレスを溜めることもあるまい。
しかし、「嫌いではないし、たまに食べていたけど、痩せると聞いて食べる量を増やした」という人は、従前どおり、ぼちぼちと食べていけばいい。
そして、まさかいないとは思うが、「納豆はけっこう好きだったけど、もう食べるのをやめよう」なんて考える人がいたら、言っちゃ悪いが愚の骨頂である。


納豆はかなり前から、血液をサラサラにするだとか、ガン予防にいいとか、色々なメリットが指摘されている。痩せることを重要視する気持ちは解かるが、「健康」はもっと大切であり、それに寄与するという点で納豆は優れた食品であると思う。
一日三食納豆だけを食べていたら体を壊しそうだが、そうでもない限り、納豆を食べ過ぎて健康を壊すということは考えにくい。だから、どんどん食べればいいのである。


突然売れ出してしまい、増産のためフル回転を余儀なくされたと思ったら、急に肩透かしを食らってしまった食品業界関係者は大変だったろう。お察し申し上げる次第であるが、それにしても日本人の国民性が如実に現れた、滑稽な現象であった。


ついでに書いておくが、「痩せると聞いて頑張って食べたのに…」とお怒りの消費者各位にもお察し申し上げるものの、正直、私は呆れてもいる。
それを食べるだけで、しかもたったの2週間ほどで痩せられる都合のよい食品やダイエット方法なんぞ、そうそうあるものではない。
そんなお気軽に痩せようなんぞ、甘いわ!!
ダイエットとは、努力と苦労の積み重ねなのだ。




「ローマは一日にして成らず」

これを肝に銘じるべきである。
[PR]
by fch_titans | 2007-01-21 15:50 | 主張